私たちの真正銅鉄合金(CFA)と従来の銅合金には、構造にも性能にも大きな違いがあります。

真正銅鉄合金の構造と特徴

真正銅鉄合金(CFA)は、銅と鉄の粒子が海島構造状態を保持し、銅と鉄の配合比率によって異なる金属特性の効果を生み出します。

性能評価特徴
伝導率優位CFA95は導電率MAX75%を実現
熱伝導率優位画期的な数値(354W/mk)を実現
高張力優位1300N/㎟(CFA50の場合)
配合比率優位用途に応じて銅鉄の配合調整可能(10~99%)
製品化優位板材、線材、箔、粉体、パイプ材 他
加工性優位折り、曲げ、絞り、レーザー加工
抗菌性優位純銅より高い抗菌・抗ウィルス及び抗カビ効果あり
電磁遮蔽性優位CFAシールド鋼材、形状対応可能
その他優位※異種金属との溶接可能(銅とステンレス)
ステンレス銅等の新金属の開発が可能

従来の銅鉄合金の構造と特徴

従来の銅鉄合金は、下記のような方法で精製されており、欠点が多く実用性に乏しいものでした。

  • 銅と鉄の粉を混ぜて焼結
  • 銅と鉄の板を結合(CLAD)
  • 銅と鉄を単純溶解(不均一)
性能評価特徴
伝導率普通
熱伝導率普通
高張力劣る3年以内にばね性劣化、応力腐食割れ発生
配合比率劣る鉄成分の配合率 MAX 2.5%
製品化劣る製品か範囲が狭い
加工性劣る加工が難しい
抗菌性普通
電磁遮蔽性普通
その他

大きな可能性を秘めた次世代の銅鉄合金です

上記のように、真正銅鉄合金は、これまでの銅鉄合金の常識を打ち破る、全く新しい次世代の銅鉄合金です。様々な形状の製品があり、加工もしやすいため、幅広い用途に使えます。ぜひ真正銅鉄合金を、貴社の技術革新にご活用ください!