溶接革命
― 異種金属溶接を変える次世代ソリューション ―
銅鉄合金 ZETA95 は、日本の先進技術により開発された “銀ろう付けを使用しない” 次世代型溶接材 であり、多様な異種金属に対して優れた溶接性能を発揮することが多角的な検証で確認されています。
現在、黄銅・リン青銅・鉄・ステンレス・チタン合金など幅広い金属組み合わせにおいて、安定した溶接品質が実現されています。
ZETA95 (溶接棒) の主な特長
一例として、銅-SUSの異種金属溶接について紹介いたします。

卓越した作業効率
- Flux・予熱が基本的に不要(※環境により例外あり)
- 湯流れ性に優れ、高速溶接と高い接合強度を両立
- 歩留まりが非常に良好で、結果として高い作業効率を実現
大幅なコスト削減
- 従来の銀ろう付けは作業性・歩留まりが悪く、溶接コストが大きな課題でした。ZETA95溶接棒を使用することで、ランニングコストを 1/2~1/5 程度に大幅に低減することが可能です。
環境配慮型材料
- Pb(鉛)などのRoHS規制物質を使用せず、また世界中で政治問題化しているレアアース・銀など希少資源を使わず、更に環境に優しい銅と鉄のみの成分で構成された環境負荷の殆どないサステナブル溶接材です。
応用範囲
- 鉄系(鉄、ステンレス・チタン等)と銅系(銅および銅合金等)のTIG/MIG 溶接、そして厚板の多層溶接や肉盛り溶接等、幅広く対応可能(※溶接条件により一部例外あり)
- 参考:今までは銅とステンレス、銅と銅などの溶接は高価な銀ロウを使い、極めて困難な作業でしたがZETA95溶接棒は劇的に改善されます。
溶接理論とZETA95の開発背景
- 銅は多くの電気、熱関連機器の材料として用途が無限にあり、異種金属との溶接を必要としながら、しかしこの分野が大幅に遅れているのは異種母材間を媒介する優秀な溶接材の開発が遅れている為である。結果として信頼のおける良好な溶接材が無い為に非常に高価で、作業性の悪い銀ロウを今も使用せざるを得ないのが現状である。
- 軟鋼の溶接と比較して、銅との異種金属溶接ははるかに困難である。その要因として銅合金が持つ高い熱拡散性が溶接熱の低下を招き、母材と溶接材の融合不十分を引き起こす。この解決策として母材成分との化学的/機械的反応を考察し、母材の性質に応じた溶接材の要求に応えたのがZETA溶接材です。この材料は銅と鉄だけからなる純粋な2元素合金であり、今まではその工業用生産は不可能とされていましたが、特殊振動溶解法で開発に成功し、世に出ることになりました。

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